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映画メインで諸々の感想を

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

木村拓哉は100点 それ以外は0点 『検察側の罪人』50点

木村拓哉を映画でみるのは初めてだったが、スクリーンがでかくてもカッコ良かった。「かっこいい男」の代表として扱われるから、バカにされることもあるけれど、だからこそ、良い映画に恵まれてほしい。しかし、今回はプロデューサー・監督・共演者に恵まれ…

散漫で浅いが、フィリップ・ロスの原作が読みたくなった 『アメリカン・バーニング』57点

ユアン・マクレガーが監督・主演を務めたという本作。 日本では劇場公開されなかったが、DVDで鑑賞できる。この作品をなぜ知ったかというと、原作がフィリップ・ロスの『アメリカン・パストラル』ということでつながった。 しかし、なぜ映画の邦題を『アメリ…

これを観れば他の日本映画がいかにクソかよくわかる 『カメラを止めるな』 90点

2018年度最大の話題作ではないか。現在はシネコンにも進出して、興行的に大成功。評論家・批評家の評判も高い。半信半疑で観に行ったが、世間の評価に納得できた。映画館が笑いの渦に包まれるという経験は、記憶している限りでは、人生二度目で、やはり笑い…

こういう映画をもっとみたい 『レディ・バード』 91点

ごくたまに、「タイムマシンがあれば、自分の父親や母親が若い頃に戻って、両親がそれぞれ初めて車に乗ったり、お酒を飲んだりしている、その瞬間を見てみたい」と思うのだが、映画の最後の場面で、いつもより強くそう思った。初めて免許を取った主人公と、…