円環の言葉と時間 『メッセージ』66点

 最近なにかと忙しく、映画館に行く気になれなかった。

しかし、気分転換には映画が一番。携帯も切るし、余計なことは考えなくていい。


ということで、黒くて長くてデカい物体が浮いてるというヴィジュアルが強烈な『メッセージ』を観てきた(現代のアライバルの方が良いとおもうが)。
あと、こういう「未知との遭遇」系の映画は、宇宙人の見た目も気になる。

結論から言うと、ちょい既視感があった。
円環構造の物語(これと宇宙人の表意文字がリンクしている)。
頭のいいデキる女性言語学者が頑張って「メッセージ」を解読して世界の危機を救うという物語。
宇宙人のタコ的ビジュアル。
この辺は、またか、という感じがどうしてもしますな。

あ、面白いなあという描写もあった。
時制のない宇宙人の言葉を学ぶ過程で、諸人口は未来がチラホラ見えるようになる。
その未来の見え方が、「フラッシュバック」っぽくて、過去の話に見えてしまう。
そのあたりの演出は上手で、冒頭のシークエンスが上手に活かされていた。

ワンアイデアで乗り切る小品としてパッケージされていたら、もっと面白く観れたかもしれないが、宣伝でハードルが上がり過ぎたかもしれない。

あと「あ、これは意外と省エネやな。金かかってないな」と何度か思った。
ということで、66点。