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ドラえもんで観たかった 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』 74点

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原恵一監督ということで、世評の高い『大人帝国』は見たことがある。
「なるほど確かに良く出来ているな」と感心したものの、熱く絶賛するほどの作品なのかなと思っていた。
公開当初に見ていたら、昭和ノスタルジー批判という2000年代初頭の文脈を共有できたのかもしれない。それを思えば、やはり映画は公開当時に映画館で観るのが良いのだろう。

で、今回の『戦国大合戦』。
途中退屈なところもあったし、タイムスリップの方法・原因が全く説明されないので「あ、ちょっとついてないかも」と思ったけれど、終盤に感動の大きな波が襲ってきた。
「青空侍」なりに、「しんのすけ」らのタイムスリップを「合理化」する言葉があるのだが、なるほどなあと思いながら、泣いていた。

クレヨンしんちゃんは、特徴的な絵柄で、とても写実的とは言えない。そのキャラクターたちが、戦国時代の背景(こちらのほうは緻密に描かれていた)に重なることで、妙なリアリティが生まれていたと思う。
アニメーション映画だからこそ、(特に大人の)観客は物語の構造をよりストレートに受け止めることができたのかもしれない。
この映画から、たんに戦国時代のパートだけを抜き取れば、とてもベタな悲しい小話にしかならないだろうが、野原一家が揃って戦国時代に来ることで、ベタな話が相対化されて、にもかかわらずベタなところで泣かせるという、ひねった作りだった。

Wikipediaをみたところ、時代考証には力をいれたらしい。
なるほど! 合戦の描き方、とても新鮮に感じたが、あれは時代考証の成果だったか!!

 

ちなみに、最後にしんちゃんが最後に「金打(きんちょう)」をして余韻が残るが、その意味をYahoo!知恵袋で聴いている方がおられた。各々が好きに考えたらいいと思うけど、「答え合わせ」が好きな人もいるんだなあ、と感心。

 

最後に、全く関係のないことだが、僕はこの話を「劇場版ドラえもん」で観たかった。ドラえもんの映画は、悪くないと思うけど、行儀が良すぎる気がするなあ。3月に公開される最新作はどうなるのだろう。

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