ウスラデブ大百科

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『アンロック/陰謀のコード』 37点

 

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どこかでだれかが褒めているのを読んだので気になっていた。
そろそろ公開が終わりそうなので、レイトショーにて鑑賞。


主人公のトラウマ、テロをめぐる攻防、仲間のなかの内通者、敵スナイパーの顔、最後のカウントダウン演出、B級俳優の安い演技。とにかく、ものすごい既視感。
いま流行(?)の「強い女性ヒロインによるアクション・サスペンス」みたいな感じで小銭を稼ぎをしよう・・・という製作者側の志の低さが如実に表れている。
ひどい既視感で、見終わったばかりなのにほとんど上手く思い出せないが「ギャグなのかな」と思った点を書き残しておく。

この手の映画では、ラスボス(たいてい意外でもないんでもない人物)が、犯行の動機を主人公に語る場面がある。
で、『アンロック/陰謀のコード』のラスボスが語る犯行の動機は「国や国民に生物テロの恐怖を分かってもらうため」だった(記憶違いでしたら訂正します)。
曰く「9.11の前にも、貿易センタービルでは爆破事件が起こっていた」「過去の教訓を活かせなかった」「私は国を愛している」「生物テロの恐怖を分かって」「これも国のためだ」うんぬん。
舞台はイギリスなのだが、敵たちはアメリカ代表VSイギリス代表のアメフト大会でウイルスを散布し、それで観客の体内にウイルスを仕込んで、アメリカに持ち帰ってもらうという面倒なことを実行しようとするのだ。
なんかもうムチャクチャで、正直よくわからなかった。

最近知った言葉に「マクガフィン」というものがある。
せめて観客が違和感を持たないように、あるいはこれなら仕方がないと思える程度に、もうすこし上手に「マクガフィン」を使えよと思った。監督もええ年してこのクオリティは恥ずかしいし、チャンスは若手に譲るべし。