上半期の収穫 『22年目の告白』 81点

気分転換になるような、ボーっと眺めるような映画がいいなあ・・・

と思って、ほとんど情報がないまま映画館へ。
なんか思った以上に若い人が多くて、「あれ、間違ったかも」と早くも焦り気味。
「そういえば、俺は藤原竜也がいい感じで映っているのを見たことないよな、髪型いつも一緒だし、演技もいつも一緒だし・・・あ、伊藤英明もいつも同じ演技だよな」とか考えていると上映開始。

とにかくよかった。
どんでん返しの復讐モノというのは僕の大好物なのだと気づいた次第。

ミステリーじゃなくて、サスペンスなので、後だしジャンケン的にいろいろ明らかになっても、全然OKだし、心地いい。
メディア(テレビ、ビデオ、youtube)が重要な小道具になっているのも、なんか面白い。

この手の映画は、「誰が犯人か」を勘で予想しながら観てしまう。
この映画の場合は「絶対伊藤英明が犯人、伊藤英明が犯人」と根拠のない自信を持って観ていたが、はずれた。予想が外れたのも心地よかった。
藤原竜也の金太郎飴感が、完全に良い方向に出た作品でありました。

『サイタマノラッパ―』は、まあまあ面白いかな、という程度だったので、今回のこの映画は当たりだった。入江監督、どんどんメジャーで撮って、しょうもないクズのような映画を量産する人びとを蹴散らしていただきたいです。

個人的ハイライトは、肝心なところで日和る「帝談社」の「美人若手編集者」に藤原竜也が詰め寄る場面。

『恋人たち』に出てた片腕の無い人が、がっつり出演してるのもウレシイ(ただ、あの役は脚本上の必要性だけしか感じなかった)。

駄目だなと思ったのは、阪神大震災の描き方。まあ、東京の人にはあんな感じなのかね? 中村トオルの演技は、やや過剰。新境地かも。

ちなみに、韓国映画のリメイクとのことだが、元の映画は観ていない。
そのぶん、とても楽しめた。

こういう出会いがあるので、やはり映画館は楽しい。