女が男をボコるシーンがもっと見たかった 『パッセンジャー』56点

宣伝で観たときは、宇宙船のなかで二人だけが目覚めてフォーリンラブだと思っていた。
そういうのSFでありがちだよね~。藤子・F・不二雄にあったような気がする~。
とか思ってたら、全然違った。

クリス・プラットが、ジェニファー・ローレンズを起こすかどうかで悩む悩む。どんどん髭がボーボーになるクリス・プラットは、無人島に一人のこされたのび太を思わせる。
起こした後、しれっとした顔で交流を深める感じも面白かった。
あと、勝ち気で積極的なジェニファー・ローレンスに笑った。

で、蜜月は、バーテンが口を滑らせて、破綻。
ジェニファー・ローセンスの怒りはもっともで、夜クリス・プラットの寝込んでいるのを見計らって襲撃する場面が、僕としてはクライマックスだった。
その後は、危機を乗り越えて結ばれる、みたいなフツーの映画になってしまう。どうせなら、そこから男女が謀略を尽くして戦うような映画を観たかった。

と、ないものねだりをしたが、全体としては楽しんだ。
SF映画は「これまで見たことない映像」を観るのが楽しいが、それは「無重力のときにプールの水でできた水球でおぼれかける」という場面以外に、あまりなかったのは残念。